人生、走れば好転!

2003年29歳から走り続けてます、そしてこれからも!

初マラソン

 第18回アコムさっぽろ祭り市民マラソン

 2003年6月15日開催

初レースのハーフマラソン(1時間23分台)から1ヶ月が経過し、これまでと同様にジムでのトレーニングを続けてきた。しかしながらハーフの足し算でフルマラソンを2時間台で走るつもりでいる自分がいた。

月間走行距離が100㌔にも満たない、ましてやマラソンのトレーニングを始めて4ヶ月かそこらのランナーが・・・そんな自分の甘さがレース後わかることになる。

スタート位置は前回のハーフに比べ人数が少ないこともあり前から5列目位。スタート後は何も考えずとりあえず前にでて、速いペースの集団に入る。ペースはハーフのときとほぼ同じくらいか。

フルマラソンを走ることに関しての知識がほとんど皆無に等しい自分は、途中の給水も満足にせずに前半を1時間25分とハイペース!後半の2周目に入り公園からサイクリングロードに出る直前で突然足が重たくなってきた。

体もだるくなり今までいた集団からあっという間に引き離され、後続のランナーに次々と抜かれていく・・・。さらにスピードは遅くなり、2回目の折り返し後はほとんど歩くようなペース、意識はもうろうとなり次の給水地点が待ち遠しく思う。

あまりにも抜かれすぎて正直気持ちが折れてしまった。最後の給水地点ではついに立ち止まり水を2杯がぶ飲みするが体力は回復するはずもなく。ここからゴールまでは歩かないで走り続ける!と自分に言い聞かせ、まだ先のゴールを目指した。

最後は空腹も頂点になり焼肉が頭から離れずフラフラになりながらも何とかゴールはしたが、すぐに芝生の上で大の字にダウン・・・「ちょっとこれはキツ過ぎ・・・」と思いしばらくは動けなかった。

のどが渇いていたのと空腹感でスポーツドリンクなど3本ほどを飲みほし、お腹はタプンタプン今度は満腹になりすぎて動けなくなった。もちろん焼肉は食べられるはずもなく。結局後半は2時間かかり、ハーフとは別次元のフルマラソンの恐ろしさを痛感したレースだった。

3:24'54 (4'51/km)

フル一般男子A組 29位/77人中
総合順位 71位/308人中
 
〈当時を振り返って〉
こんな感じの初マラソンでしたが、フルマラソンに対する知識が全くなく勢いのみで参加。フルマラソンはしっかりとした計画を立てないと、結果が出ないと言うことを痛感したレースとなりました。
 
あれから18年経とうとしていますが、今でもフルマラソンは難しいと思っています。正直、失敗レースの方が多いのかな?と感じる程。そこがフルマラソンの魅力なのかもしれません。